経絡の本質と気の流れ


BPは経絡機能のパラメーターである.真皮結合識は経絡ではなかろうか

(I)BP,AP,IQ,TCのうち,BPの値は経絡と関係のあるパラメーターである


2)BP値では、陰陽関係にある経絡間で陰>陽の関係が最も多く示される

(2)陰>陽を示す陰陽関係経絡について
 このBPが陰>陽の関係を示すことを更に確かめるために、1980年11月〜1981年11月までの1年間余りのデータ、各月約30名の被験者の各人のAMIデータに関し、各経絡の(L%+R%)/2をBP、AP、IQについて算出し、各経絡ごとに各月ごとの被験数について合計し、平均を出し、陰陽関係にある経絡間でBP、AP、IQが陰>陽を示すか、陽>陰を示すかの表I1〜表I 12を作った。
 これより表H1に、各月、各陰陽関係経絡間の陰>陽、あるいは陽>陰を月ごとに記入し、各月を度数1として12ヵ月分の度数を表H2に集計し、BP、AP、IQにおいて、陰>陽の度数と、陽>陰の度数の間に有意な比率の差を示すかどうかをχ2テストしてみた。
BPでχ2=37.55>χ2.005=7.88、APではχ2=9.38>χ2.005=7.88、IQではχ2=26,88>χ2.005=7.88。
 BP、 AP、IQともに、陰陽関係にある二つの経絡間では、陰経の値が陽経の値より大きい場合が、陽経の値が陰経の値より大きい場合より有意に多いことが判明した。しかしχ2の値は、BPが最大で37.55,IQで26.88,APでは9.38である。これからも、BPが、陰陽関係にある二つの経絡間で、陰>陽の関係を最も明確に示すパラメーターであることがわかる。



次に、陰陽関係にある二つの経絡間で、陽経の値が陰経の値より大きい度数について、
BP−AP、BP−IQ、IQ−APについてχ2テストをしてみると(表H3参照)、
  BP−AP間でχ2=5.12>χ2.025=5.02
  BP−IQ間でχ2=0.66<χ2.05=3.84
  IQ−AP間でχ2=2.18<χ2.05=3.84
 BP−IQ、IQ−AP間には有意差がないが、BP−AP間には2.5%で有意差がある。つまりAPでは、BPに較べて、陽>陰の生ずる度数が2.5%の有意水準で大きい。
IQ−AP間では、APでの陽>陰の度数がIQのそれより大きいが、5%の有意水準でも有意差がみられない。
 つまり、BPでは、陽>陰の生ずる度数がBP、AP、IQの3パラメーターの内最小である。
 以上から、BPについては、他のAP、IQと違って、陰陽関係にある二つの経絡間で陰>陽の関係を示す確率が最も高く、古来からの陰陽関係を陰>陽の形で表現するものであると言えよう。